時は年末。ひとりの男性が亡くなられました。故人様のひとり息子さんは遠方にお住いで、年末ということもあり乗り物のチケットがなかなかとれず、いつ帰れるかわからないとのこと。
故人様は病院を出ないといけないし、とはいえ、愛媛県では頼れる親戚も知り合いもいない…と悩んでいらっしゃった息子さん。
ご連絡いただけましたのも何かのご縁。代わって私たちが病院へお迎えに参りました。そして事務所の一角、和室で故人様にお休みいただき、息子さんの帰りを待つことに。

「父は将棋が好きでした」そのひとことから 折り紙で将棋の駒を作ったり、ささやかながら私たちスタッフで、できることをしてお待ちしました。

無事に親子の対面を果たされた時、「ひとりじゃなかったんだね!」と。私たちにとっても ありがたい一言でした。
そう、どんな方も「ひとりじゃない!私たちがいます!」