さっきまで元気だった人が突然いなくなるという事実
あなたは受け入れられますか?
おそらく多くの方の心に後悔がよぎるでしょう。
もっと話をしておけばよかった、もっと旅行にも行けばよかった…
もっと丁寧な関わりができたはずなのにと。


そういった想いを含め「ごめんね」や「ありがとう」を伝えたくても 周りに人がいると、その想いを出せず、素直に言葉をかけることができない場合もありますよね?

こちらのお宅では 夫婦水入らずの時間、親子の時間、兄弟の時間、ひとりひとり亡き人と向き合っていただきました。

誰かがそばにいてくれるから安心できるときもあります。
ただ、誰かがいることで遠慮して 十分に想いを出せない人もいらっしゃいます。


私たちは、ひとりひとりの想いを汲み取れる関わりができたらと常に思っています。

最期は ずっと過ごしてきた思い出深いリビングからの出発です。

出発前には 公園でばぁばと一緒にとったどんぐりをお柩の中に納めるお孫さんの姿がありました。

5歳のお孫さんの目に「死」が どううつったかはわかりませんが、幼いながらも、ばぁばにしてあげられることを彼女なりに考えていたように思います。

何もしてあげられなかった…ではなく、してあげられた!と思えるようなこと、時間を 皆様とともにつくっていけたらと思っています。

想いはきっと故人様に届いているはずです。